ヒューマン・スタジオのご紹介

 当スタジオは、不登校とおとなひきこもりの元当事者である丸山康彦が個人で設立し運営しているオフィスです。今年度「不登校・ひきこもり相談室」から「不登校・ひきこもり生活研究所」と呼称を変更(業態変更)しました。
 丸山は、自らの体験と代表兼相談員としての長年の実践経験から、不登校/おとなひきこもりは「病理」でも「悪行」でもなく「生きざま」であること、対応で大切なのは、学校/社会復帰というゴールから逆算して考えるのではなく、その逆に現在の生活から歩みが進むよう考えること、と確信しています。
 そのような視点からの理解と対応を通じて本人と家族が楽になれる場所、関係者がヒントを見つけられる場所、それがヒューマン・スタジオ(不登校・ひきこもり生活研究所)です。
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本人が動けなくても大丈夫。家族・関係者のお役に立ちます!

 当スタジオは、不登校・ひきこもり相談室となった2003年度以来、一貫して「本人よりも周りに対応して本人を取り巻く環境を変えていきたい」という丸山の思いを原動力に、相談や家族会の業務はもとより関連業務として実施してきたメールマガジンや定期イベントもすべてご家族向けに実施してきました。こうした直接間接の家族支援を通じ、ご家族や関係者のご努力で状況を進展させられる理念とスキルを培ってきた稀有な存在。それを広めるべく、近年では不登校・おとなひきこもりに対応する関係者やその志望者を対象に広げて連続講座を通年開講してきました。

 今年度からは、従来からの相談支援はもとより活動支援や提言作成など、研究所らしい業務を開設し、より多様な角度から不登校とおとなひきこもりの理解と対応のあり方を伝えてまいります。
 何とぞご利用ご参加お力添えを賜りますよう心からお願い申し上げます。

 ヒューマン・スタジオ(不登校・ひきこもり生活研究所)
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これまでの歩み

2001.10 地域の交流拠点をめざして
 ひきこもり状態から動き出して2年半、心理カウンセリングやスクールソーシャルワークを学びながら模索していた丸山が、不登校相談を中心にしながらも地域のあらゆる人が出入りするスペースを作ろうと(ほんとうは広い部屋しか借りれなかったため)、周囲のご協力を得て「子ども向けアートワーク」「不登校・ひきこもりの世代別フリースペース」「一般向けカウンセリング講座」「一般向けスクールソーシャルワーク学習会」などを企画したが、一部を除き閑古鳥が鳴く状況から抜け出せず。
2003.4 不登校・ひきこもり相談室に衣替え
 2002年10月にメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』を創刊し同年12月に定期イベント「青少年支援セミナー」をスタート。反面「地域の交流拠点構想」をあきらめ、自分が最もやりたい不登校・おとなひきこもりに特化した相談室へと業態変更。2007年には家族会もスタートし、その後「しゃべるの会」として定期開催。経済状況から自宅の一室に移転した2009年秋から相談者も家族会参加者も増え始め、定期イベントは2014年3月盛況のうちに20回の歴史を閉じる(写真)。
2014.4 最も活発な時代へ
 メールマガジンが小さな出版社の目に留まり単行本化。これを境に相談者と家族会参加者がさらに増えるとともに、並行して丸山への講演や研修講師の依頼が激増。そのなかで「不登校・おとなひきこもりの相談窓口による家族への不適切な対応」への問題意識が高まり、連続講座「ヒュースタゼミナール」の通年開講を2017年度からスタート。2018年度に定期イベントを「不登校・ひきこもりセミナー」と改称復活(写真)。それに家族会と連続講座を加えた公開業務の年間スケジュールが確立。
2020.4 試練の時代へ
 2019年度にはすべての業務で利用者が最多になった当スタジオだったが、新型コロナ禍が始まった2020年度からすべての業務で利用者が激減。1回延期開催した定期イベントは毎回それなりの参加者を維持していたが、1回の中止を経て再開した家族会も1年間の中止を経て復活した連続講座も、広報効果が年々低下し、2024年度には家族会は毎回開催が危ぶまれ、連続講座は受講者募集期間を1か月延長するという状況に追い込まれる。反面、連続講座の修了者有志がスタッフとして関わり続けるなどの成果も。
2025.4 相談室から研究室へ
 家族会と連続講座の自主開催に限界が見えてきたと判断した丸山が、新しい形を模索してたどり着いたのが「民間相談機関」から「民間研究機関」へと業態変更して業務編成を大きく変えることだった。「不登校・ひきこもり生活研究所」と称して再出発した今年度、最初の3か月を移行期間として協力者による「ヒュースタ再生会議」の開催、利用システムの簡素化、新公式サイトの構築、等の作業を経て7月1日に全面再開(フルリニューアルオープン)。新しい時代に入っている。
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1
ご予約
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当スタジオならではの取り組み

先進的な業務を実施してきました

 月間スケジュールを策定してさまざまなプログラムを揃え、ホームページにカレンダーを設置してスケジュールを周知する運営は今でこそ当たり前ですが、当スタジオは設立当初それをめざしていました。また、11年余り定期開催した「青少年支援セミナー」は、2003年秋の第4回で「居場所合同相談会」を、2004年春の第5回で「おとなひきこもり団体の合同相談会」を、それぞれ実施したうえ、2012年春の第18回で「おとなひきこもり当事者自身が企画開催登壇」という当事者発信プログラム(写真の顔ぶれ)を実施しました。いずれもわが国初と言われた先進的なイベントでした。

家族支援のスキルを確立し広めています

 不登校とおとなひきこもりで相談に動くのは本人より家族が多いことはよく知られています。当スタジオも相談室になった2003年度からご家族、とりわけ親御さんからのご相談がほとんどです。この22年の実践を通じて培ってきた家族相談と家族会の理念とスキルは、当スタジオの業務に活かし連続講座で伝えるだけでなく、藤沢市社会福祉協議会をはじめ全国各地での研修講師業を通じて、家族への対応に戸惑う多くの関係者に伝えています。

業務のひとつが本になりました

 「出版されたら当事者本ナンバーワン!」(林恭子氏)など初期からの愛読者の方々からご好評いただいていたメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』は、その一部を収録して2014年4月に単行本化。9年後に6刷り12000部となり推定実売10000部を達成。当スタジオの看板業務が形になり、出版社が変わっても新装版が売れ続けています。

家族会と連続講座を出張開催しました

 家族会「しゃべるの会・不登校編」を横浜市内2か所の不登校親の会で、連続講座「ヒュースタゼミナール」を藤沢市社会福祉協議会のソーシャルワーカー研修として、それぞれご依頼いただき実施。自主業務を「うちでやって」と依頼されるのは高く評価された証拠。今年度からはこのパターンのみご用意しております。ぜひご依頼ください。

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ボランティアスタッフを募集しています!

 前述のとおり、当スタジオは業態変更にともない業務の新設または復活を進めています。この“新生ヒュースタ”で不登校・おとなひきこもりへの理解と対応のあり方を共に広めてくださる同志を求めています。

 ご関心の方は、リンク先のお知らせブログ記事をご一読いただき、末尾にリンクした募集告知ページで詳細ご確認のうえ、よろしければお問い合わせくださいますようお願いいたします。

ボランティアスタッフ募集のお知らせ

ヒューマン・スタジオ(不登校・ひきこもり生活研究所)

住所
〒251-0052
神奈川県藤沢市藤沢19
電話番号
0466-50-2345
最寄駅
東海道/小田急/江ノ電線 藤沢駅
開室時間 10時~16時(原則)
休日 毎月第3水曜日、年末年始、夏季、その他不定休
代表兼相談員 丸山康彦
スタッフ 連続講座担当1名、その他協力者数名
ご来室について
当スタジオは代表の個人オフィスです。面接相談中や訪問支援または外部仕事での外出などで対応できない日時が多くありますので、ご来室には必ず前日までにご連絡ください。
ご依頼について
代表丸山への仕事(講師・登壇者・執筆者・助言者等)または取材等のご相談・ご依頼は、お気軽にメールでお願いいたします。
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10:00 - 16:00
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13:00 - 18:30
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※・・・第3水曜日は藤沢市社会福祉協議会の勤務日につき閉室です。
その他年末年始と夏季に連休をいただきます。また不定休ですので業務カレンダーを随時閲覧ください。
※当サイトの著作権はヒューマン・スタジオに帰属します